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8月12日
待ちに待った夏休み。 いつもは 徒歩と電車のひとり旅ですが、 この日は、運転手(夫)を抱え ひとりでは、なかなか行くことができない 白川郷へ足を伸ばしました。 我が家は、いつも 行き当たりばったり。 カーナビに 導かれるまま 荘川ICで 高速を降り、一般道で白川郷へ。 山間の道を、川と平行するように 車を走らせました。 途中、素敵な蕎麦屋さんが ありました。 大きな水車のまわりには、蕎麦の花が満開です。 あとで知ったのですが、この道は蕎麦街道と呼ばれるそうです。 ”世界遺産 白川郷” この景色を見て、夫婦揃って、思わず「わぁ~!」とため息。 東京から500キロ、離れれば、 こんな素敵な風景が 拝めるのです。 ”庄川”という川にかかる つり橋を渡って、合掌作りの集落に向かいます。 そこには、合掌作りの 家々と 小さな田んぼがありました。 ”鐘楼門” 寺も鐘も ちゃんと茅葺でした。 お茶の売り方にも 風情があります。 この日は、暑かったので カキ氷を食べたのですが、 氷が とっても美味しかった! 水がいいからでしょうか? 集落の間を 縫うようにして、清流が流れていました。 家の前には、洗い場ができていて、生活に使っているようです。 夏でも、水は冷たくて(きっと雪解け水なんでしょうね) クーラーなんて無くても 涼をとる方法は、いくらでもありそう。 ほんとに 何気な~い感じで 睡蓮も咲いていました。 手付かずの自然も もちろんすばらしいですが、 こうして 自然と向き合って、共存している 里山の風景は 本当に美しいと感じました。 そもそも 人間は、手間を惜しまず、丁寧に暮らしていたんですね。 それに比べて、私の生きかたって・・・ 東京に暮らし、便利を謳歌し、自分中心の生活。 地方を旅するたびに、猛省です。 こうして旅すると、解毒されたような気がします。 贅沢ですが、1週間くらい自然のなかで、全ての情報をシャットダウンして 過ごしてみたい。 まぁ、無理ですけど。
by necomura-pochi
| 2009-08-14 23:18
| 岐阜
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