カテゴリ
以前の記事
2011年 09月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 07月 2010年 03月 2010年 02月 2009年 12月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 リンク
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
ひとり旅(13)
寺(7) 京都(7) 東京(5) 家族旅(5) 散歩(5) 花 木(4) 街並み(4) 自然(3) 奈良(3) 浅草(1) ぽち(1) 博物館(1) 祭り(1) 表参道(1) 人(1) その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
興奮しながらも 帝釈天を後にし、裏手の山本亭へ。 山本亭は、地元ゆかりのカメラ部品工場の創始者 山本栄之助の邸宅。 和洋折衷の建物と日本庭園が、見事な調和です。 素敵なお庭を眺めながら、和菓子がいただけるんですよ。 ご近所にある ”堀切菖蒲園”を模したのか? あやめの襖がありました。 遠くから 矢切りの渡しを臨んだり まるで実家に帰ったような気分にさせてくれる素朴な料理やさんで、ランチ。 美味しい天丼でした。 **************************************** ”寅さん”っていうイメージで、なんの気なしに行った柴又でしたが、 そこは、懐かしさを感じる、心のふるさとのような場所でした。 古い街並みが好きで、これまでもいろいろ訪れていましたが、 「古い街並みを残そう!」 ときれいに整備されていたり、 はたまた古さをわざとらしく強調していたり・・・というのが多いなか、 ここ柴又は、常にそこに住む人と歩んで年月を重ねているという、 温かみのある風情が、とても心地よかったです。 彫刻にしても、然り。 日本には、奈良をはじめとして、優れた彫刻はたくさんあります。 有名な優れた彫刻は、確かに美術的見地からいっても、すばらしく それが仏像とすれば、はるか古来より万人の思いを受け入れてきたという美しさがあります。 しかし、この帝釈天の彫刻は、 明治の名工といわれた職人たちが、手間を惜しまず彫り続けた 「心意気」 が、見る人を凌駕します。 柴又の文化遺産は、重要文化財に指定されていませんが、 こういうものこそ、私たちが大切にし、思いを重ねることによって、 守っていかなければならないと切に感じました。
by necomura-pochi
| 2011-06-01 14:52
| 東京
|
ファン申請 |
||