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7月17日
17日、いよいよ祇園祭のメインイベント、山鉾巡行です。 そもそも祇園祭りとは、祇園御霊会といって、 その昔、京都に疫病が流行ったことに由来します。 当時は、疫病=神(牛頭天皇)の祟りと考えられており その神を鎮めるために 神輿を担いで、祈祷したことが始まりだそうです。 その牛頭天皇(後にスサノオノミコトと習合)は、京都の人から 「祇園さん」と呼ばれている 八坂神社に祭られています。 祇園祭りは、この八坂神社のお祭りです。 朝9時。 荷物を背負いながら、四条河原町まで、歩きました。 有料の観覧シートもあるそうですが、 私にはそんな余裕もなく・・・ ”辻回し”のある 河原町の交差点付近に陣取って、 先頭の長刀鉾をまちました。 先頭の”長刀鉾”です。 祭りが始まるにあたって、なにか?放送とか あるのかと思っていたら、遠くのほうから「コンチキチン」と お囃子の音がしてきて、しばらくすると鉾がやってきました。 観客の方々も、いたって静か。 このお祭りが いかに神聖なものなのかを感じさせられます。 今年のお稚児さんです。 毎年だいたい10歳くらいの 男の子が選ばれるそうです。 お稚児さんに選ばれると(正確には13日の八坂神社へのお参りが済むと) 地面に足をつけて歩いては、いけないそうで、 自宅に剛力(ごうりき)と呼ばれる男衆が待機して、 お世話をするそうです。 かつては、32基の鉾や山にお稚児さんがそれぞれ乗っていたそうですが、 経済的負担が大きいため、現在は長刀鉾にだけお稚児さんが乗るそう。 地元の方も仰っていましたが、 筋金入りの ”ぼんぼん”でないと、勤まらないそうです。 個人的には、花形だと思う。 やっぱり?やんちゃな人が、上に乗るのでしょうか? いよいよ”辻回し”です。 交差点で見ることができなかったので、 後方から見たのですが。 竹のレールを敷き、水をかけたりしながら、息を合わせ ちょっとづつ鉾を動かします。 辻回しは、3箇所で行われますが、 この交差点だけでも20分くらいは動かしていました。 このときばかりは、静かだった観客も 「わぁ~!!!」と歓声をあげていて。 想像以上にすごい迫力で、見ている私も息切れです。 鉾が動く瞬間に うちわを持った方(花形?)が そろって うちわを前に出すのが、かっこよかった~!!! これが、”山” ちょっぴり 迫力に欠けます。 私が乗せていただいた ”函谷鉾”(かんこぼこ) よく見ていただくとわかりますが、 お稚児さんが人形です。 こうした行進が、32基行われました。(すいません。。。最後までは、見れませんでした) **************************************** 今回は、この山鉾巡行を目当てに 京都入りしましたが、 地元の方の案内もあって、とっても有意義な旅になりました。 バスや電車を乗りついで、移動をしましたが、 その度に地元の方に声をかけていただき、 ひとり旅の寂しさはありませんでした。 東京に暮らしていると、自分や家族の日常に手一杯で、一日が流されるように過ぎていき 小さな世界で 自分が完結してしまったような気がしていました。 しかし、今回の旅を通じて、自分は、人間としてまだまだだし 言い換えればまだ伸びしろがあるのだと感じました。 主婦が、ひとりで旅することには、少なからず世間の厳しい目が浴びせられますが、 これからも めげることなく 旅していこうと思います。 つたないブログを読んでくださって、ありがとうございました。
by necomura-pochi
| 2009-07-25 17:12
| 京都
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