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7月16日
宿の女将さんの勧めで、早朝に清水参りをすることにしました。 (やはり昼間は、観光客の方でいっぱいだそうです) 朝6時。 ひっそりとした二年坂、三年坂を上りました。 学生のころは、なんなく上った坂でしたが、 すっかり体力が落ちていました。 早朝だというのに 汗はダラダラ、息はきれぎれ。 足元まで、怪しくなってしまいました。 こんなとき いつもだったら 「疲れた~疲れた~」と連発するところですが、 ひとりで言葉にしても仕方ありません。 というより、言葉に出すと よけいに疲れます。 「これからは、疲れた、と言うのを 極力止めよう!」 と心に誓いました。 朝のイノダコーヒー。 今回の旅では、立ち寄れませんでした。 昼間は込み合う二年坂ですが、 朝は猫ちゃんの散歩道です。 やっと着きました。 見慣れた光景ですが、やはり人を惹きつけるなにか?が あります。 三仏寺の投入堂もそうですが、 いったいどうやって建てたのだろう? と考えずにはいられません。 一見 不可能のように思えることを 過去の偉人が成し遂げているのを 目の当たりにすると、自分がいかに安易に生きているのかということに 気づかされます。 石段を降りて、音羽の滝。 お祈りされている方が、いました。 その傍らで、清水を汲むおじさまが。 理想と現実の狭間を見ました。
by necomura-pochi
| 2009-07-21 12:01
| 京都
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